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2014年9月

2014年9月20日 (土)

御苗場Vol.15関西に出展しました

9/12~15まで開催されていた御苗場Vol.15関西、
お陰様で恙無く終了する事ができました。
今回の御苗場は前回と同じ会場ながら
レイアウトがガラッと変わり、2年前まで開催されていた
ギャラリーCASOの雰囲気に幾分近づいた気がして、
とても開放的に見ることが出来ました。
また、空間的に少し引いた位置から見ることが出来たので、
ブース全体をひとつの作品としても見ることが出来、
一つ一つの作品のインパクトはそれほどなくても、
全体だと凄く力を持ってくるという奥深いブースもあり、
そういう発見をスペースぎりぎりまで下がったり
という無理をせずに(笑)体験できたという点でも、
今回のレイアウトは概ね素晴らしかったのではないかと思います。

今回の出展では、友人との共同という事もあり、 いかにお互いの
作品を融合させて、1.5mX2.0mという 非常に狭い空間を
創りあげるかという事が 一番の課題であり、出展の意義でした。
ギャラリーで行うグループ展の場合は(もちろん御苗場 全体にも
言えますが)見る側が動く事により、ある場所でリセットしたり、
かいつまんで見たりとコントロールする余地はあると思うのですが、
御苗場の個々のブースは一目で全てが見えてしまうので(笑)、
その直前に参加した六甲山国際写真祭のポートフォリオレビュー
のような、一枚ずつ見せていくのとはある意味正反対の表現、
これを探求する意味合いも大きくありました。

結果としては、決して目立たない展示ながら、
踏まれても折れない(笑)、最後にはアスファルトを破って
伸びてくる雑草のような強さというか、上には行かないまでも、
ダメになって (周りと比べて)今回は○○だったから・・
という言い訳をしたくなるような展示ではなく、
「どうですか!」とある意味ドヤ顔できるような(笑)
腹を括った展示が出来たと思っています。

色々お話しすることが出来ました他の出展者の方々、
スタッフやレビュアーの方々、
総合プロデューサーである テラウチマサトさん、
ご来場頂きご覧頂いた&コメント等を頂いた方々、
そしてAyumi Y .Bakkenさん、本当にありがとうございました。


出展作品ではなく会期中撮った写真です(笑)。
Imgp5698_2



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2014年9月12日 (金)

御苗場vol.15関西に出展しています

9月に入って残暑の予想が外れたのか、
秋の気配が急速に深まって来ているように
感じられます。

さて、9月12日~15日まで大阪京セラドーム
にて開催されます御苗場写真展vol.15関西
に出展しています。

今回は友人であるアラスカ在住の
オーロラ写真家Ayumi Y .Bakkenさん
との共同出展で、二人が撮った二つの
オーロラを軸に、生命的な意味合いを
絡めた作品を展開しました。

以前から、ギャラリーのような広い空間
ではなく、御苗場のブースのような
極限られた広さの空間で他の方の作品と
あわせて表現することをやってみたいと
考えていて、オーロラと言う同じ一本の軸を
もつAyumiさんとの共同出展が実現しました。
前回の御苗場と同じように、リアル展示
でしかできない表現と言う点でも
今回の展示を実現できて嬉しく思います。

開催場所は大阪京セラドームスカイホール、
開催時間はAM11時~PM7時、
最終15日のみPM5時迄です。

ブースNoは126です。期間中大阪に
お越しの方、お越しにならない方も(笑)
是非お越しください。

20140912_103420


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2014年9月 5日 (金)

六甲山国際写真祭 ポートフォリオレビューに参加してきました4

翌日の8/31は、ワークショップを 連続して受講しました。
最初は写真集について、次はジャーナリズムとアートについて、
そして最後はワインを交えた写真の話。
その全てがとても内容の濃い素晴らしいもので、
特に写真集についてのワークショップは
実際に参加者の作品を組み合わせて ブックとしての見せ方、
並べ方、等の具体的なもので、セレクトの課題を得た私にとっては
非常に参考になるワークショップでした。
そして、ワインのワークショップ(?)の後、そこで会った写真家の方と、
スタバ閉店まで 写真について語り通しました(笑)。
海外のアルル写真祭に参加されていた方で、
現地での具体的な体験談が生で聞けて非常に参考になりましたし、
似た傾向の個人的にとても惹かれる作品を創っている方
だったので、まさに合う人とのレビューが如く一瞬で
制限時間(笑)が来てしまい少し残念でした。

また、レビュー前日に神戸三宮に宿泊した事もあり、
その前日にケーブルカー山上にあるカフェで行われている
楢橋朝子さんの写真展 びわこ2014を見てきました。
実は私も、水面上下からの写真を撮るのですが、
(こう言う感じ)Dscf20202



まさに似て非なるもの、私の作品が物質的な世界の
領域を分けるとしたら、楢橋朝子さんの作品は
精神世界の狭間を表現されているなと感じました。

宿は2段ベッド8人部屋の相部屋だったのですが、
最近あまりしなくなった、YHでの 一人旅を思い出して
とても懐かしかったです。
また、とりとめもない事を雑談していたと思ったら、
急にマジメな写真談義になったりと(笑)、
独特の空気がとても心地良かったです。
レビューのプレッシャーが大きい分、
連帯感のようなものがあったのかもしれません。

他にも色々な場所で色々な コンテンツがあったのですが、
9/1には千葉に帰らねばならなかったため、
全て周りきれなかったのが少し残念でしたが、
初回のスライドショーやディスカッション、
レビュー、屋外のスライドショー他色々、
どれも内容が非常に濃いものばかりで、
またワークショップ以外でも、夜のパーティーや宿での談義、
全てがとても楽しい時間でした。

杉山様をはじめとしたRAIECの 実行委員会の皆様、
顧問やお世話人の皆様、レビュアーの皆様、
通訳や案内等でお世話になりましたボランティアの皆様、
現地で出逢えた皆様、
そして 同じ修羅場を潜り抜けた同志(笑)の方々、
本当にありがとうございました。
また是非お会いしましょう。



一段落してホッと一息 ・・・といいたい所ですが、
9/12~15まで大阪京セラドームで開催される
関西御苗場写真展に出展するため、準備に追われています(笑)。
おかげでイベント後によく陥る気抜けを
回避する事ができていますが(笑)。

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六甲山国際写真祭 ポートフォリオレビューに参加してきました3

前回の箇条書きの続きです(笑)。

・見方が違う?
全員の方のレビューを受けたわけではないので、
合うかどうかわかりませんが、私が受けた
レビューでは、外国の方は自分で写真をめくって見る、
日本の方は写真家の方にめくらせてそれを見る、
という見方ですっぱり分かれてとても興味深かったです。
外国の方は自分のペースで見る。個々の作品が全て。
日本の方は見せるタイミングも作品の一つと考えている
のかなと思いました。もちろん善し悪しなどは
ありませんが、日本と国外、どちらをメインに活動するかの
ヒントは案外こう言うところに隠れているのかもしれません(笑)。

・レビューの意義
いきなり本質的な部分ですが(笑)、
レビューの一番の意義はやはり
ビジネス的、作家活動的に直結するチャンス
という事に尽きると思います。
誌への掲載やギャラリーでの展示、写真祭への招待等、
様々なチャンスがゴロゴロ転がっている素晴らしい機会です。

そしてもう一つ、例えばレビュアーにとって
自作品で気に入らない部分がある場合、
その点を具体的に指摘してくれる事が多く、
個人的にはそれが非常に重要なポイントでした。
巷のレビューで散見される、「いいね・・」で
終わってしまう評価や「うーん、もう少し頑張れるね」
という抽象的な言葉ではなく、特に外国のレビュアーの方は
「○○を使った作品が多い、少しなら効果的だが
あまり多いと飽きる」と写真の並びを数枚抜き出して
説明してくださったり、「幻想的な気分に浸っていたのに、
突然ドキュメンタリー的な写真が出てきて醒めてしまうから
これらの作品とこれらの作品は別シリーズに分けるべき」、
さらにポートフォリオから数枚を抜き出して、「これでシリーズを
一つ構成できる(更にこの系統で増やすといい)」他・・
非常に具体的なアドバイスばかりで、抽象的なものが
ほぼなかったのでとても明快でこちらの考えもさっと整理でき、
高いレベルでのやり取りが出来たように思います。

・万人受けする作品はない
これはレビューを受けられた人がよく言う事ですが、
やはり間違いなく当てはまると思います(笑)。
私自身、合う人にレビューして頂いている時は
まさに一瞬で制限時間が来てしまいましたが、
何人かの方とは正直暇を持て余してしまいました(笑)。
合う人と出会ったときは凄く嬉しいと言う事は、
逆もまた然りなので落ち込む事も多々ありましたが、
その辺は単に相性が悪かっただけだ、と
ドライに気持ちを切り替えて望むのがいいと思います。
月並みな考え方ですが、やはりそれがベスト=皆がそうする
すなわち月並み、ということで(笑)。

・受けた評価
個人的に受けた評価ですが、
全ての評価を総合的にまとめてみると・・
個々の写真的、プリント的にはもう完成の域にある。
ただ、それをゴールではなくスタートとして、
+αを追求すると、非常に力を持つ作品を創れるようになる。
あとはセレクトをどうやって、どう自分の伝えたい事を表現するか。
その辺にブレ的なもの(印象的なものと
ドキュメンタリー的なものの混在等)が見られる。

何人かの方からは(キー的な写真を挙げて)
このクオリティの作品の数が揃うなら
・・という条件付きで
次のステップの提示もなされました。
また、別の方からは雪の写真冬の写真なので、
そういった地域での展示を行ってみるべき。
その為のギャラリーへの推薦もしてくださるという
お話もいただきました。

他の参加者の方のお話を色々聞いていると、
すぐに作品を送って欲しいと言われた方や、
展示の話が具体的に進んでいる方もいらっしゃったようですし、
私もある程度の評価をしていただいた事で、
今までやってきた事は間違いではなかったんだと
ホッとした一方、条件付と言う事は
非常に薄氷な状態なので(笑)、どう次に進むかを
慎重に考えながら氷の厚い部分を
慎重に進みつつ、時には踏み割りながらでも(笑)大胆に進んで
いくべきなんだろうなと考えています。
もちろん、これがたとえ全て無反応であったとしても、
相性が悪かったんだな、という
一言で片付けて途を変える事は
しなかったと思いますが(笑)。

(4へ続きます)

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六甲山国際写真祭 ポートフォリオレビューに参加してきました2

私は今回8本のレビューを受けました。
そこで感じた事、自分の体験、個人的に今後注意と思う点等を、
少し箇条書き的に書いて行こうと思います。
あくまで自分側に向いた備忘録的なものなので
個人的な体験感想ですが、ここに限らずこれから様々な
レビューを受ける という人の間接的な参考にでもなれば幸いです。

・同じ写真でもレビュアーによって真逆の印象を持つ事がある。
これは驚きました(笑)。具体的には書きませんが、 例えばある人が
「この写真は炎という印象だね」 と言ったかと思うと、
次の人は「この写真は氷に感じる」 という具合です(もちろん炎と
氷は正反対を表現 するためで作品とは関係ありません)。
これはやはりレビュアーの(に限らず他人が見る以上) 価値観で
見え方が千差万別になるという 顕著な例ですが、
面白かったのは、 見方がばらばらだった数人のレビュアーの方が、
ある一人の同じ写真家の作品を見てみるといいと
勧めてくださった事です。感じ方はバラバラながら、
根底にあるものは同じ風に感じてくださっていたのかもしれません。

・予備を持つべき(?)
レビュー中、何人かのレビュアーの方から 「もっと写真が見たいが
今持っているか?」と 尋ねられました。
印刷物は残念ながらその ポートフォリオだけだったので他系統の
「海の呼ぶ声」シリーズを入れたDVDを 渡したのですが、
ポートフォリオレビューに詳しい他の参加者の方達の話では、
実際の所、ディスク等を見る事は少ないそうです(もちろん全て
そうとは限りませんが)。 なので、できればもう一つくらい
他シリーズを持っていくか、Zineなどの小冊子を用意して
いけばよかったと後悔しました。

・名刺を渡すタイミング
これは色々な考え方がありますが、
個人的には自分からはあまり最初に 渡そうとはしませんでした。
もちろんちゃんと挨拶は交わして席に着きますが(笑)。
当然それで名刺を交換できなかった方もいますが、
レビュー中、見ているうちに、 Namecardあるか?と聞かれて
欲しいと思ってから貰って頂くほうが、より名刺の意味合いを
持つと考えます。 多少リスキーではありますが(笑)。


(3へ続きます)

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六甲山国際写真祭 ポートフォリオレビューに参加してきました1

今年は最初冷夏といわれていたにもかかわらず、
千葉では厳しい暑さが続きました。
暑さと蝉に弱い身としてはなかなか辛かった今夏ですが、
少しずつ涼しくなって来ているようで、
何とか乗り切れてほっとしています。
9月上中旬にまた暑くなるとの予報もありますが(笑)。

8月の上旬に八重山諸島に行って来ました。
初めてという事もあり、家族旅行ながら ロケハンもかねて
周遊を詰め込んだ行程で、 石垣、竹富、西表、小浜、宮古の
各島を 9日間で巡りました。有名処をざっと見てまわる感じの
旅行になったとは言え、初めて行く場所の新鮮さ、
観光地以外にも移動途中に散見される風景の素晴らしさ、
小笠原と似て非なる南国の良さがとても気に入り、
近いうちに再度本格的に撮りに行こうと思っています。


さて、8/29~9/7まで開催されている 六甲山国際写真祭
Mt.ROKKO INTERNATIONAL PHOTO FESTIVAL 2014
その写真祭の一環として29・30両日に開催された
ポートフォリオレビューに参加してきました。
このポートフォリオレビューというのは、
自分の作品をまとめたもの(ポートフォリオ)を
イベントが招いたレビュアーにアピールし、アドバイスを受けたり、
レビュアーが求めているものと写真家の作品がうまく合致すれば、
そのまま展示や販売契約等の具体的な話が進む、
ある意味商談会的な要素を含んだイベントです。
日本でもここ数年散見されるようになって来ましたが、
海外では、サンタフェ、クアラルンプール シンガポール、アルル、
ヒューストン、ポートランド等、写真家とギャラリーのキュレーターや
各出版社の人が コネクションを介せず繋がる貴重な機会として
盛んに行われています。

この六甲山国際写真祭の事は、去年の1月に東京で受講した、
ナショナルジオグラフィックフォトアカデミーで講師をされた、
このフェスティバルの主催者である杉山武毅さんの話で知り、
興味を持ちつつも 昨年は応募しませんでしたが、一年経ち、
以前から一つのテーマで撮っていた写真が、
今年の冬ある程度の数が揃ってきた事で
ポートフォリオを構成できるかなと考え、
選考を経て参加権を頂いたので参加を決断しました。
このイベントで写真を見るレビュアーはまさに錚々たる方達で、
海外からはDaylight、TIME Magazine、 Apature、ONWARD等の
メジャーな方達や、国際的なギャラリーのキュレーター、
他の国際写真祭の主催者、第一線で活躍しているような人が、
国内からもそれに準じる立場の様々な方々が、
よく惜しげもなく一同に会したな(笑)と驚くばかりでした。

レビュー中は常に極度の緊張状態にあったのですが(笑)、
特に初回の席に着くまではガチガチで、部屋に入ったものの、
通訳の人がレビューを受けている人と勘違いしてしまい、
自分の席に座っているのを見て、「順番を間違えた?!」と
レビュー会場を彷徨ってしまい、あろうことかレビュアーの方が
ネームプレート掲げて 「ここだよ~」と呼んでくださったりして(笑)、
我ながら半分パニックになりながらの 最悪のスタートとなりました。
しかし、席についてレビュアーの方が 写真を見出すと
(とても丁寧に一枚一枚見てくださったこともあると思いますが)、
不思議と気持ちが落ち着き、質疑応答にもちゃんと自分の考えを
じっくり話す事ができ、オーバーな表現ではなく本当に一瞬で
制限の20分が過ぎてしまいました。
その後も同じような感じで(席にはスムーズに着きましたが(笑))
緊張しながらも、写真については是々非々な 評価に関わりなく
態勢を崩すことなく レビューを受けることが出来ました。
最初に大失敗をしたのがよかったのかもしれません(笑)。

(2へ続きます)

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